災害時にボランティア活動が迅速かつ円滑に行われ、被災地の速やかな自立支援ができるように、被災地に参集する多数のボランティアと被災者からの支援要請の調整を図る
災害ボランティアコーディネーターを養成します。
災害ボランティアコーディネーターの役割を学び、被災地へ笑顔を橋渡しできるような活動をしてみませんか。
7月5日(土)に、64人の参加者を得て、令和7年度災害ボランティアコーディネーター養成講座を開催しました。
当日は、認定NPO法人レスキューストックヤードの岡田 雅美 プロジェクトスタッフを講師に迎え、「災害ボランティアセンターの機能と役割」について学びました。
その後、静岡県磐田市社会福祉協議会の寺田 敏雄 地域福祉課長から、実際にキントーンを活用した災害ボランティアセンターの運営についてお話しいただきました。
また、災害ボランティアコーディネーター尾張旭に協力いただき、簡単にできる非常食作りを実演し、災害時でもできる「工夫」について考えました。さらに、本番さながらのボランティアセンター受付模擬演習を参加者全員で行い、
ボランティアセンターの仕組みについて体験しながら学ぶ良い機会となりました。
今後も、この地方でいつか災害が発生した時にボランティア活動が迅速かつ円滑に行われ、被災地の速やかな自立支援ができるよう災害ボランティアコーディネーターを養成していきます。
尾張旭市内全域における大規模な被災に対して、ボランティアセンターが設置された場合、運営は市の要請を受け、市社協が災害ボランティアコーディネーター尾張旭とともに、
各地から災害復旧支援のため駆け付けた災害ボランティアのスムーズな受け入れと、ボランティア活動の環境整備等の支援を行います。
「東尾張ブロック社会福祉協議会局地災害時救援活動への相互応援に関する協定」に基づいた東尾張ブロック内の被災地社協への職員の派遣及び、災害ボランティアセンターの
立ち上げと運営訓練を行います。
○尾張旭青年会議所と災害時に備えた意見交換会を行いました
令和7年11月4日に、一般社団法人尾張旭青年会議所の植手宏和理事長、木河賢二副理事長をお迎えし、災害時に備えた意見交換会を行いました。
本会と尾張旭青年会議所では、市内における災害発生時に、本会が運営する災害ボランティアセンターに対し支援協力をいただくことで、被災者及び被災地の速やかな自立支援を図ることを目的に令和5年10月に「災害時における支援協力体制に関する協定」を締結し、災害対策に努めています。
今回の意見交換では、今後の連携方法や課題等について共有し、植手理事長から、「いざという時に迅速に動けるよう、平常時からさらに連携を深めていきたい」とお話しをいただきました。
今後も、災害時における支援協力体制の構築を進めていきます。